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◆催眠術にかかりたいのにかかれない!?
日々、お話を伺っていると催眠術にかかりたくても全然かからないという人結構いらっしゃるようで、かかる側としてもかける側としても、どうすればいいでか?というご質問を結構いただきます。
いうなれば、お互いにかけたい、かかりたい関係であってもそれが実現しないという状況で、もはや催眠術なんてうそっぱちじゃないのかと半信半疑になっている人もおりまして、気持ちはよ~くわかります。
そもそも、テレビで見たことあるぐらいという方がほとんどかと思いますが、あんなにいとも簡単に飲み物味が変わったり、手が壁から離れなくなったりと通常では全く考えられないようなことが起きていると思うと無理もないとは思います。
しかし、催眠術というのは本当に存在して
私も毎日、毎日当たり前のように行っています。
催眠術を知ってからは自分自身が生きていくのもすごく楽になりましたしカウンセリングに来る方も実際に体験すると
「もっと早く知りたかった。今までこんな辛い思いをして生きてきたのがバカみたいで。」と笑って帰られたりされているのを見ると本当に催眠術を深く学んでよかったと思います。
さて、催眠術を習得するとこのようにより人生が生きやすくなるのですがかからないことにははじまりませんので、今日は
「かかりたいけど、かからない」
「かけたいけどかからない」
といった方に向けてのアドバイスをしていきたいと思います。
まずかかりたいけど、かからない人についてですがこの場合以下のことが考えられます。
- リラックスできていない
- かけてくれる人との信頼関係が築けていない
- かかることに対して不安がある
- 体のどこかに緊張や力みがある
これらがかからない人の代表的な特徴です。
◆リラックスできていない
やはり精神的にリラックスできていないとかかるのは難しいです。
かかりたいけど、かからない人ほど
「かからなきゃ、かからなきゃ」と気持ちに余裕のない方が多いように思います。
かける側にとってその気持は有り難いのですが、まるで努力逆転の法則のように強く思えば思うほどかかりにくくなってしまいます。
「~しなければならない」と思って挑んでしまうと「できなかった時、どうしよう」と余計なことで気持ちが緊張してしまい通常リラックスしている状態が必要な催眠術においてはマイナスになってしまいます。
特にかからなかったとしても、差し迫った問題はまったくありませんし
そもそも10回やってようやくかかるような、もともとかかりにくい人もいてますので気にすることはありません。
催眠術をかけられている時は「あ~、なんかぶつぶつ言ってるこの人」
ぐらいの楽な気持ちで受けていただいて大丈夫です。
◆催眠術師との信頼関係が築けていない
次に催眠術師との相性などにもよりますが
相手に身をまかせるといっても過言ではない、催眠術においては催眠術師との人間関係、信頼関係は非常に重要なものです。
「ほんとにこの人にできるのかな?」や「この人にはかけられたくない」
と思っている相手に催眠術をかけてもらうのは非常に難しいです。
さらに生理的に受け付けない人というのが誰しもいるかとは思いますが
そういった場合はもはや無理して続けるよりも催眠術をかけてくれる人を変える方が手っ取り早いですね。
◆催眠術にかかるのに不安がある
催眠術にかかること自体に不安がある人ですが
催眠術にかかると自分の意志とは関係なく催眠術師に操られてしまうのでは!?
というような考えをお持ちの方もいらっしゃると思います。
どこにでも悪い人はいますし、テレビで見たりなどしていると芸能人が操り人形のように催眠術師の思うがままになっているのを目にしたりしてしまうと無理もないかと思います。
「自分もあんな風にされてしまって、秘密にしていたことを話してしまったり、変なことされてしまったらどうしよう!?」
なんて思うのは当然のことですのでその部分は全く心配ありません。
では、実際に催眠術にかかってしまうとそのあたりは大丈夫なのか?
という疑問についてですが、この答えについて
催眠状態でもご本人の意識は、あなたが想像している以上にはっきりしていて
例えば、私が「昨日の晩御飯は何を食べましたか?」と伺うと
はっきりと答えることができるレベルです。
さらに催眠術を受けている間に起こっていることなどの記憶は翌日以降もはっきりと残っていますので、その点も安心です。
これは催眠術に限ったことではありませんが、中には悪い人がいないとも限りませんし、催眠術を悪用する人の中には記憶を消してしまったりなどする人もいますので、注意が全くいらないということはありませんが・・・
◆体にコリがあったり、緊張している
続いて、体が緊張しているについてですが
意外や意外かという人も多いのですが、肩こりや首のこりが強いとこれまた催眠術にはかかりにくかったりします。
というのも、肩こりや首のこりなどがあると気持ち的にも緊張してリラックスできていない状態であることが多く、そんなガチガチな状態ではやはり催眠状態にはいるのは難しいといえます。
これについてですが、私の場合はマッサージやトレーニング指導経験があったりしますのでぱっと見ればどこがこっているのかは見ればすぐにわかるため
軽くないしはガッツリとマッサージしてコリがほぐれてから催眠術に入ります。
通常マッサージの技術まだお持ちの催眠術師の方というのはそんなにいらっしゃらないとは思いますので、受ける側としては事前にストレッチやマッサージ屋さんでマッサージを受けてコリをほぐしてから催眠術を受けられたほうがかかりやすくなります。
ちなみに言うまでもないかとは思いますが心と体は連動していますので、催眠術でもって肩こりや首のこりなどをなおしてしまったりもできるのですが、そもそもあまりにもこりすぎて催眠状態に入れないほどですと催眠術でコリを治すというのもできなくなりますのでそこまでこっている場合は実際にマッサージやストレッチなどをしてコリを解してもらうほうが早いです。
かける側のコツについては次のページでご紹介いたします。